読み方によっては、前後の記事とのバランスってどうなん??? と感じて、(この記事を書いた方ってちょっと不安定なのかしら?)と思われるかもしれませんが、こちらの記事は台風の気配もまだない普通に外出していたある日の下書きに肉付けしたものです。

今日現在考えていることではありませんので、最初に一応補足をしておきます。だから前後の記事との連続性は特にありません。

ふと、目の前からいなくなる

人生劇場

私の人生劇場にある日現れて、そして消えていく物、事、ヒト。

 

昔、港にいた時に、ベンチに腰掛けて頭空っぽで景色を見ていたことがあるんです。(1度や2度ではありませんが。)

船がついて、ヒトが乗り降りして、また別の船が着いて。という繰り返しを見ていて

これは、まるっきり人生だな〜って思った。

 

港じゃなくても、駅でも同じことが比喩として使えますが、港のベンチの「あの解放感+頭真っ白ぶり」がホント人生をしみじみ感じた。

rubyliaによるPixabayからの画像

 

思っている以上に出会っていて、別れている

今回は空港にいて

私が空港で働いていたら

  • 私の人生劇場にほんの一瞬登場する人の存在とか、
  • 今日を生きるとか、今を生きるとか、
  • 目の前のヒトとの交流が永遠には続かないとか

言葉ではわかってるつもりになれても、実際にはわかりづらいこれらを身をもって理解できるよね〜

なんて思った。

 

いつも顔を見ていた人達が、なんの前触れもなく(私にはわからなかっただけで、本人達は本人の都合や予定はわかっていたんだろうけど)見えなくなって

再登場する方もいれば

それっきりの方もいる。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

変わらない毎日とか思っていても、世の中は動いているし、あなたもその中にいたりする

さっきの「空港で働いていたら」と仮定するとイメージしやすいけれど

とても感じの良い素敵なお客様も

その逆に感じるお客様も

お得意様であっても、

相手都合、自分都合で目の前の世界、人生劇場はクルクルと場面が変わる。

 

人生劇場にずっといて欲しくても、

人生劇場から退場していただきたい方も

私の都合や希望とは無関係に出入りするが、自分でそれらを構築できる場合もある。

 

私のこれまでの人生には

その一瞬だけだったけど、とても心の交流があり、温かく、お互い思いやりあって、その温かい記憶が何年かに一度ふんわり脳や心に浮上してくる方達がいる。

そして、もう二度と会うことのない方達。

 

相手は私のことなど思い出すことは無くても全然不思議じゃない。

でも、私はそういった、「あの一瞬」「あのひととき」のおかげで人生の「喜び」を感じた。記憶という過去の喜びを感じる。

 

言葉が通じない、けれど目を見たら意思が伝わり合う方も多かった。

 

今日、今、を大切にしていると、ぐるんと回って自分に温かさが巡ってる様な気がしてる。

 

私は今回(この下書きを書いたのは間もなく3か月ほど経とうとしている2023年6月です)、羽田空港から二俣川駅まで直行のリムジンバスを利用しましたが、案内所で券売機について教えてくれたお兄さんも、バス停で運行を切り盛りしてるお兄さんも、二度は会わない方かも知れない。その逆にまた会う可能性だってあるし、ひょっとして将来お馴染みさんになる可能性も否定できないけれど。

つんけんするのも、朗らかにしているのも私次第。相手も同じ。

 

利得とか、損得勘定とか、メリットとか、目標とか、達成とか、精神修行とか、人生修行とか、知識とか、そんなこととは全然違う世界の話。

 

そう思うと、付き合って気持ちのいいヒト、良い方と(だけ)付き合っていければ もういっか。と思ったよ。

それは相手の立場からしても同じ。

もう随分会っていないけれども、会えば気持ち良く付き合える方だっている。下手したらこういう感じにお付き合いしている方の方が私には多い。

 

そう思うと、

双方感覚が一致して、または違いが楽しめたり気にならない相性で

それなりに長く付き合えるのって随分な僥倖なんですね。

 

長い付き合いじゃなくて、一瞬だったとしても、そんな方達に出会えて、温かくて、幸せを感じて、顔がニコニコするってありがたいな〜って。

 

過去の良い思い出、過去のシブイ思い出

将来変わりたくないこと、将来変えたい事

いろいろあるんだけど、頭を過去や未来で占領しちゃうのはちょっと勿体無い気がする。

 

過去にとらわれていたら将来のラッキーやハッピーを見逃すこともあるだろうし、

未来にとらわれ過ぎていたら、過去のホッコリ体験や他者からの愛を忘れることがあるだろうし、

未来にも過去にもとらわれ過ぎていたら、今目の前にある愛や好意に気が付けない。

自分にしか意識が向かない傾向にあるみたい。自分のことで目一杯になっちゃって。

 

すると他者とのコミュニケーションに注意を払えないこともある。目の前のヒトが何を言っているのか?どんな価値観をもっているのか? 聞いているつもり、理解しているつもりにはなるけど実際は何も聞いてないことがある。自分以外に全然意識が向かない。

 

それはそれで人生観ではあるんだけど、意識を今にしっかりもっていると現れてくる世界、見えてくる現実があるんだよね。と、こんなことをこの文章を書きながら考えました。

 

私もこんなことを感じる時期が来たんだね。こういった人生のありがたさの感じ方もあるんだね。

Alisa DysonによるPixabayからの画像