東洋医学論や陰陽論を採用してるけど・・・

書かない方が良いのか? 「自分に素直」を選ぶのか?

結局「自分に素直」にした

グルっと回って陰陽論

↑ 上の記事を書いた後に、常日頃から私が(それってどうなの? なんかオカシクナイ?)と思うに至った理由がわかった。

なぜ私が(それって・・???)と引っかかってしまうのか? その理由が分かった。

 

潜在意識ってさ

真面目さが苦しい、真面目ゆえに生きづらい

それは ↑ の文章に

 

”潜在意識とか使い勝手のいい言葉に丸投げしちゃうんじゃなくて、自分の思考する脳を使う事を勧めたい。”

 

と書いたことでよりクッキリした。

 

私はずっと潜在意識至上主義ってどうなんだろう? 潜在意識と顕在意識は両輪の輪だと思えて仕方ないんだけど。と文章にも散々書いてきたし、キネシオロジーの体験講座などを開催していた頃にも講座の中で何度もお伝えしてきました。

 

これらは、体感的、感覚的から「だってそうだよね」という確信みたいなものがあったんですが、加えて、潜在意識至上主義の論調というか主義主張を伺ったときの何とも言えない偏った感じからも(なんだか変だな)みたいなしっくりこない感じがしていた。

例の一見そのような感じがする、一見良さそうという類のものとの共通性だ。

 

確かに私も、「潜在意識」云々という言葉を知った当時は、素直に(へぇーーーそうなんだ!)と学ぶ意識で捉えていて、(そういうもんなんだ)と自分に落とし込んだ。がしかし、年月が経ち(それってホント?)と自分の体感として違和感を感じてきた。

 

牛は反芻して消化という過程を進めていくが、私の場合は(潜在意識が全て、潜在意識が全て?・・・)と反芻しているうちに、ナンダカシックリコナイとリバースして口から出てしまったような感じか?

OpenClipart-VectorsによるPixabayからの画像

 

似たような事ってありますよ。先生や大人からずっと「これが正解」と教えられていたことが色んな意味で「全然違うじゃん」ってこと。こんな感じに、経年の変化として「潜在意識」の解説の仕方や教える側が「こうだ!」と教えていることについて「私はそう言う一面があるとは思うが、全てがそうだとは全然そんな風には思わない」みたいな変化が起きてきたというだけの個人的な話なのですが。

 

潜在意識ですべて解決みたいな話を見聞き(読んだり)するたびに バランスが悪い?ような感じがするし、それってホント? と感じるから、ますます「潜在意識と顕在意識は両輪の輪」みたいな考え方を選択してきたんですよね。

 

潜在意識至上主義の方が一点の曇りもなく信じておられる様に、私は私で「潜在意識と顕在意識は両輪の輪」の方が落ち着くわ~と思って居る。

 

正解も不正解もないだろう。

信じたい物を信じるわけだから。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

だけど、もし東洋医学論を採用しているのなら話は別

そう、だけど、もし東洋医学論を採用しているのなら話は別じゃないか?ということを、別に書かなくてもいいのに書く事にした。

理由は、一応「潜在意識と顕在意識は両輪の輪」だと私が考える根拠の1つの説明になりそうだから。

 

東洋医学論や陰陽論を基本・ベースにした思考体型に基づいている(セッション)のなら、

一応現代では、顕在意識と潜在意識は陰と陽にジャンル分けされている。そして、陰陽のバランスについて「整えよう」というメソッドならば、潜在意識至上主義は非常にバランスが悪いことになる。

陰陽のバランスではなくて、潜在意識という片方だけを重視して、尊重しているわけだから。

 

東洋医学論や陰陽論を基本・ベースにした思考体型に基づいて施術やカウンセリングやセッションを行っているのなら、なにかしらの顕在意識に対してのバランス調整も含まれているのが理想なのかもしれない。

 

そしてもう1つ本当に生意気だし、余計な事を書くと、「潜在意識は本当のあなたで、潜在意識の反応が〇〇だということは、あなたは自分に嘘をついています」というアプローチは陰陽論的には非常に偏っていると私には感じるし、それはナニについてバランス調整しているのだろうか?と「バランス調整」を知り、行うようになったあと、割と早めに基本に立ち戻ってしまった。

 

多分、0 or 100(ゼロかヒャクか)思想だと、ONは100でOKとかYES、OFFは0でNGとかNOとかみたいになっていた方が理解しやすくて便利なんだろうか?とも推測するけれども、それだと、テクニック重視で、人間そのものには無関心みたくなってきやしないだろうか?

 

機械、マシーンの調子を診ているわけじゃないんだからさ。

0や100以外にもいろんな状態があるよね。0と100は、1つずつだけど、その間には99もの「状態」があるわけだから。

 

いや、人間には様々なタイプと好みと特徴があるから、本当の意味で人間には無関心でテクニック重視の方が居ても良いし、潜在意識至上主義でもそれぞれの人生なので全く構わない。潜在意識至上主義が好きな方は好き同士集まるだろうし(当たり前だ)、それとはちょっと違うんだよね~と思えば自分の思うような道を選ぶだけだから。

 

潜在意識至上主義のセッションなどがお好みなら、それらを提供されている場所やヒトの門をたたくだろうし、「潜在意識と顕在意識は両輪の輪」という考えがお好みなら選択する場所やヒトはかわるだろうし、顕在意識だけをフルに使ってストレスケアをしたいという方だって私は応援したい。

 

結果、本人が満足して幸せならいいんだし。

そう、私は私で「潜在意識と顕在意識は両輪の輪」の方が落ち着くわ~と思って居て今日現在は満足しているし、しっくりきている。

じゃあ顕在意識ってなんだ?

冒頭に紹介している陰陽論のなかにも、パラレルワールドという言葉を書きましたが、

↓ こちらの記事にはもっと書いている。

補足】「共鳴」と「時間」

 

私が書いたような意味でのパラレルワールド的陰陽論でしたら

顕在意識 ⊂(含む) 潜在意識

潜在意識 ⊂(含む) 顕在意識

という事になるんだと思う。

 

だからこそ、顕在意識を使って自己認知をすることも非常に非常に大切になってくる。

私は「マインドフルネス」を勘違いしており、それを「ストレスケア」と呼んでいた

FacebookでCBSキネシオロジーの川村修一先生がこの顕在意識を使って自己認知をすることが「マインドフルネス」だと投稿されていました。「自分の中に何があるのか、何が起こっているのか気づきましょう」と解説されていました。

ということは、マインドフルネスは顕在意識領域を育てるという意味合いがあるんですよね。

私などはブログやコラムにそもそもこれまでにマインドフルネスという言葉を書いた覚えがほぼないが、それほどこの「マインドフルネス」に無関心過ぎた。私は「マインドフルネス」が瞑想とセットになっているもんだと勘違いしていたものだから、(私瞑想しないし)と無関心に拍車がかかってしまっていた。

しかし、投稿を拝見していて、私の場合は「マインドフルネス」と書かずに、これらを「ストレスケア」と表現していると気がついた。

 

瞑想っぽいことをして厄介な事になったりするのは、おそらく潜在意識至上主義の思想がお好きな方では無いかと推測したりしますが、そういったことに傾倒する理由を自己認知されても良いと思う。

瞑想で自己認知。ではなくて、瞑想である種のスピリチュアル体験や能力を手に入れたい。や、瞑想でウエ(上ってどこ?)と繋がる。とかがマインドフルネスじゃないんだということでした。

 

紛らわしいから、もう皆、瞑想という言葉を一度忘れて、「ストレスケアからスタートするんだよ。」ということが常識になればいいのに。とこれまた偏ったことが頭によぎったりする。(笑)

 

ちょっと例を挙げてみた

例)真理をしりたいから ← 真理以外にも私たちが知らないことは世の中に山ほどあるのに、それを知ろうしない理由は? なぜ「真理」という思想にのみそれほど関心を持つのか?

 

例)覚醒したいから ← 覚醒したら何をどうしたいの? どうなると想定していますか? 何を得られるつもりでいるのか?

 

例)心穏やかになりたいから ← 瞑想や潜在意識頼り以外に、他にも手っ取り早く出来ることにトライしてみませんか? 身体を動かしてみるストレスケアとか。

 

例)潜在意識を書き換えて思い通りの人生をおくりたいから ← 潜在意識を書き換えるための準備は顕在意識で行うのでは? プランニングとかいろいろ。その顕在意識が「嘘」だという設定では、書き換えられる潜在意識は「嘘なの?ホントなの?」

 

例)引き寄せたいから ← 楽で簡単だったらそりゃそうですよね。その引き寄せを妨害している自分の潜在意識と格闘するために想定している期限はいつまでですか? 一生? そのまえに実際に行動したら余程早く叶う部類の出来事って多いような気がします。

 

こういった左に挙げた例のその後ろにあるのも「本当の自分」の一部だと思いますよ。

本当の自分を知るために潜在意識に丸投げではなくて、自分がそれらを欲する理由や根拠に注意を払って、聞こえの良い言葉で自分を煙に巻かない、誰かに煙に巻かれないことって大切ですけれどね。

 

書き間違えました。

大切だと私個人は考えて、実際にそうするように気を付けています。と書くべきでした。

 

私はFacebookでCBSキネシオロジーの川村修一先生の投稿を拝見して、(あれ? じゃあ私って子どもの頃からマインドフルネスやってたわけ?)とちょっと目からウロコが落ちましたわ。(笑)

 

だから、有り難い投稿に感謝しています。

NickによるPixabayからの画像

 

マインドフルネス = メタ認知 ?

そして、これもまたパラレルワールド的というか、∞(無限大)入れ子の箱方式みたいな話になりますが、川村修一先生が書かれていたマインドフルネスって、自分の中を観察するというような感じなのに、メタ認知と感覚が似ています。

 

まさにこれも、これぞ陰陽論!という感じがしましたわ。

Clker-Free-Vector-ImagesによるPixabayからの画像

 

オモシロいね。

本当に人間って面白い。

 

John HainによるPixabayからの画像

まとめ

 

本当の答えを潜在意識が知っているんだと度々聞くし、いかにもそれが本当かのように聞こえるけれど、パラレルワールド的には、潜在意識の答えが正解ではなくて、潜在意識の反応と顕在意識の認知の両方が存在し(確かにそれっぽいですね)、両方が同時進行している。

 

正解も不正解も無いけれど、あえて「良さそうな事は?」と問えば、両者のバランスが取れている事ではないだろうか?と私個人は考えています。

 

もう少し書くと、潜在意識の反応が正解だという1つのルール・決め事だけが判断基準だというのはなんだか変だと私は感じていますよ~ というだけの個人的な考え方の記事でした。

 

おそまつ