水遊びが好きなちびっ子だと言うのは

雨の日の水溜りへの関心度で知っていた。 

親御さんからも、「水が好きなんです」とも伺っていたし。

 

そんな彼君と日中の半日ほど2人で過ごすことになった。

晴れたら絶対に水遊びに連れて行ってあげたい!と思っていたら、見事に晴れた。

 

ちびっ子君の中で

朝に会う私と、

今日いつもと違う道に進む私が一致してるのかは分からなかったんだけど

全然泣かないし、嫌がらなくて助かった。

 

 

お猿さんやリクガメや熱帯魚を一緒に見よう!と思い、見に行った。

ちびっ子君は独り言も英語なので

クマノミを指差して、昔取った杵柄で(遥か昔スキューバダイビングを仕事にしていたので)「アネモネフィッシュ」とも言い添えたが

主にブルーフィッシュ、イエローフィッシュ、オレンジフィッシュとか言いながら指をさしたり、小猿や大きなリクガメを思う存分観察した。

 

彼はまだとても小さいのに

観察眼が素晴らしく、

小猿については、私より早く発見していた。

 

で、指をさして感想を述べていた。

 

 

水遊びも存分にした。

日焼けや熱中症にももちろん気を配りながら、マメに水分をとって、

彼君が「次へ行こう」と意思表示(素晴らしい!)してくれるので、それに合わせてゆっくり、たっぷり遊んだ。

 

外では外の水遊び。

ウチに来たあとはウチでできる水遊びをした。

 

水の入ったバケツの中に、色とりどりの軽いコップを浮かべて、また別のバケツにコップで水を汲んで、移すという単純な遊びだけど、

水を汲むとバケツの水量が変わる事を理解したようだし、何も教えなくても、水はバケツ以外の洗面台やタイルに流す事が出来ると気がついた。

バケツ以外に汲んだ水を流すと消えていくことも理解しているようだった。

壁に、彼君が気にいるように水をかける為に、腕の動きや角度、勢いなども工夫していた。

アレコレ実験してましたよ。(祝)

 

飲み込みが早いので、私もまた別のバケツに水を汲んで、プチ滝みたいに上から大きなバケツに水を流すと、それをコップで受け止めて、好きな場所へ流すという事も教えてもらわなくてもやってた。

 

コップで水を保持できる事を繰り返し試してた。減るバケツと増えるバケツも何か独り言を言いながら見比べていた。(天才だ)

 

彼の好きな水という不思議な物質の

量(朝はよく見てる水溜りの何倍もの大きさのプールで、午後は手に持ったコップに入る少ない水量)、形、温度、動き(流れたり、溜まったり)の多くのバリエーションが数時間でたくさん体験できた。

彼君のお宅の水と、ウチの水の共通点や発見点もあったかも知れない。

知識なんてなくても、体感が集まると理解する。

 

 

また、水音や動物の鳴き声も彼君はよく聞いているし、

私の行動を見て真似て、まずやってみる事を楽しんでいた。

 

初めての大きな水遊び場も私が見るより余程大きく目に映っているだろうに、私が素足になって水に入ったら、真似して自分で靴を脱いで 最初は慎重に、慎重に足を踏み入れながら安心できるか確認していた。

どうやら良さそうだと思えば、先ずは水の中を歩いて、次に手で感触を確かめていた。

 

半日たっぷり遊んで、彼の「生まれて初めて」を幾つか体験して、きっと脳の中はグングン体験と感覚が栄養素となる発達をする事だろう。

 

 

その後はウチで、用意していた(やけに子ども達に人気の)バランスボールで色んな遊びをしたんだけど、想像以上に満喫していた。

下手したら、水遊びよりもキャッキャと盛り上がっていた。

 

安全第一なので、目を離さないのだが

子ども達は私達大人よりもずっと観察眼が鋭い時が多いし、チャレンジすると言う特性があるケースが多い。

 

大人が無理して子ども達に遊びを押し付けなくても、ちびっ子達は自分のペースで栄養を得ていくなぁ といつも思う事を今日も思った。

 

 

暑い日だから、ママが着替えを沢山バッグに入れて下さった。

着替えがあったから、服が濡れるのを気にせず安心して思う存分水遊びもできた。

やっぱりママは最強である。(^^)

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