投資ってどんなに上手な人も
一度も損しなかった なんて事は無いそうだ。
投資の神様と呼ばれる方も何度も損はしている。
得も損も誰でも両方するそうで
投資の上手な人の条件に
「負けるのはだれでもあるが、大きく負けない事」というのがあるそうだ。
「勝ちが大きくてもそれ以上に負けたら意味が無い。勝ちもするし、負けもするのだから、利益が残る様に負けは小さく」という事のようだ。
ということを書いていて ふと思った。
負け上手な方っていますよね。
投資もそうかもしれませんが、
人間関係とか社会生活を営んでいく時に
負け上手なヒト。
西洋などの「勝ち」こそ自己価値の最たるもの。という1つの考え方とは真逆ですが、古くからの日本人的思想には「負けるが勝ち」なんて言葉があるように
負け方が上手。という表現も通じますか?
当初の投資の話をもう一度取り上げますと、
負け上手なヒトこそ、投資の達人らしい。
ある考えかたに基づけば 生き方上手。
こういった方の特徴は何だろう?と思った時に
1つは恐怖の感じ方が違うんだと思った。
上のコラムの中の 恐怖のブレイクスルー ということとイコールではないだけれど、
生きづらさを生むプライドではなく
信念に基づいた確固たるプライドがある方は負け上手だと思える。
そもそも、少々のことは大したこともないし、何とも思わないので、「負け」と認知することが少ないのだから。
感情との付き合い方が上手なんだろうし
生きづらさを生むプライドの栄養源となっている
- バレたら困る
- 隠しておきたい
- 黒歴史
- 恥部
- なにかしらのイメージを死守したい
という
これを守るための膨大なエネルギーを消費していないことも
直接的な関係は見えにくいけれど 随分「負け上手な心理」とリンクしているように思える。
(Myデータによる)
となると、その方の生き方、人生観、信念ということがKEYだろう。
要するにシンプルなんだと思う。
エゴとの付き合い方が上手なんだと思う。
心理的逆転や自己矛盾も随分膨大なエネルギーを消費するので、確かにシンプルで居た方が楽ではあろう。(コラムの中の スリップや横滑り ということの1つの原因になっている時がある。)
シンプルの快適さがわかった方から抜けていくんだと思う。
どこから?
ストレスから。
生きづらさから。