前の記事の続きです。
「そうか! 言えば良いんだ!」と親や家族に
前置き無しに自分だけのモードで親に今までの我慢、恨みつらみ、胸の内を話し出すと
もう止まらなくなることがある。
イッキに針が逆へふれてしまって
感情も激昂し、爆発するようなことがおきるときがある。
雨降って地固まるということもあるにはあるだろうけど
聞く側が身に心の準備がなく、かつ覚えがないことを激昂して一気に言われると
言われた方もちょっとしたトラウマになることがあるようだ。
そして、双方こじれたケースをお聞きしたことがある。
「あなたが思っていることを全て家族に言うのよ」と薦められたそうだ。
だが、想像もしていなかったこじれ方をすると、またご本人が傷ついてしまうことだってある。
私は昨日のブログで、少しずつ「私はこうだ」と言う練習はお薦めしたが
前置き無しに相手にぶつけたり、余計なことまで吐き出すのとはちょっとニュアンスが違う。
私が「あなたが思っていることを全て家族に言うのよ」と薦めた方とちょっと違うのは、今のあなたの「私はこうだ」を少しずつ伝えるレッスンをご提案している点だ。
独り言からスタートしてもいい。
1人でいる時に「私は〇〇したい」と言葉に出してみて欲しい。
違和感があるのか? やっぱりそうだ! と思うのかご自分の反応を感じて欲しい。
そうやって、少しずつ少しずつ練習していくのはどうだろう?
想いをご家族に伝えるというカウンセリング方法もあるけれど
それをいきなり方法も知らない方に薦めるのはリスクが高い。
私はもう100回?200回?以上お薦めすると書いているような気がするが
先ずは「ノートに書く」ということを薦める。
自分の気持ちをノートに書く。
過去の恨みつらみもOK。
分かってもらえなくて悔しかった事、悲しかった事、
本当に言いたかったこと。
そんなことをノートに書いていく。
これはこれで「書き出す」という療法があるのですが
ノートが破れるほど腹が立ってきたら、ノートを破いても痛手は少ない。
思い出した怒りのあまりペン先が潰れるほど おのれーーー(怒)とか くそーーー(怒)と感じることもあるだろう。
誰にも怪我のない程度ならペン先が潰れても良いじゃないですか。
自己責任で安全に感情を解放していってください。
ただ、やれば高確率で心が楽になると聞いても、
実際にやる人は少ないのは残念だ。
親やご家族に言いたかったこと、言えなかったことを
どうぞ先ずはノートにどんどん書き出してみてください。
書いてスッキリするためにSNSをあげたり、ブログを書いている人だってかなりの数いるはずだ。
だから、スマホのメモ機能だっていいわけです。
- 書いて、書いて、書く。
- そんな作業と並行して、カウンセリングを利用して実際に話してみる。
- 心体カウンセリング™ でストレスケアをする。
- 1人でセルフケアをする
こんな流れが尚良い。
いや、尚良いどころか、そのやり方が一番いい。
書いているうちに自分の輪郭がわかってくる。
パターンも見えてくる。
こういったレコード(記録)をつかった方法は成果があると度々発表されています。
そうすると、ずっと我慢していたことを親や家族に伝えるときも
必要以上に激昂しない確率があがってくる。
ただバランス調整をするのにプラスαで
自分で意識的に自分自身に関わっていくということは
回復の道のりが良いような気がしてならない。
回復のステップという言葉が良く使われているが
ちゃんと段階を経ていく方が結局は安定につながるようだ。
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