クライエントからご予約を頂く前、

もしくは、ご予約を頂いてからお越しになるまでに

私の身体がクライエントの症状をキャッチしていることが

思っているより多いことに気がついてきました。

 

急激な肩こりや首の可動域の狭まり

いつもとは異なる想いが脳内でリフレインしたり

内臓が反応している

こんなことに気がつきました。

 

まだクライエントにお会いしてお話をお聴きしていませんから

それらが自分の身体に起こっているときには

当然自分のことだろうと思っているんですが

実際にクライエントがお越しになって

お話を伺うと

「あれ?それってつい最近私も体験したな」と思う事が重なり

Myデータが増えたため関連性に気がついてきました。

 

実は、クライエントにお会いする時には

私の症状は治まっていることが多くて

個人セッションの一種のプロローグかと思ってます。

 

それに

あぁ クライエントの感じる痛みはこのような痛みなんだな。と

お察しするというか、共感することができるかなとも捉えています。

 

クライエントにお会いする時には、もうサッパリとしているものですから

私自身はメンタルや身体に現れた症状が長引くことはないんです。

あくまで一過性。

 

前回の治りかけたと思ったらいきなりぶり返した咳についても

「喉の辺りの違和感」「咳のせいかと思っていた胸の中央の痛み」を感じていましたがピタッとおさまったんですよね。

そのピタッと収まった後にお会いしたクライエントのお話の中に

「喉の辺りの違和感」「胸の中央の痛み」が登場した時には

あぁなるほど! そういったことを私の身体が前もってキャッチしていたという可能性があったな! と気がつきました。

 

ですから、クライエントのツラさや、違和感、痛みを

あくまで一端ではありますが、ある意味で理解できている時があるのかもしれません。

 

なんでもミラーニューロンや共感能力のような理由付けをしたくないような気もしていますが

私の中にクライエントと同じ要素があるからこそ反応するんだと思えます。

 

私の基本的な考え方は

含有要素の濃度が異なるだけで

人は皆 構成物質は限りなく同じだと思っていますから

反応する要素を私が(私に限らずほとんどの多数のヒト)内包していたって当たり前だと思っています。

 

ならばなぜ

なんでもミラーニューロンや共感能力のような理由付けをしたくないような気がするのかというと

それには「私じゃない、相手の悪い影響を受けている」というような丸っきりの他責(自分には全く無関係なのにとばっちりを受けている)という考え方があまり好きじゃないからです。

 

自分のメンテナンスをしていると、影響はあくまでも一過性なのではないかとも思っています。

それに影響をうけて、人生の玉突き事故を起こす側に混ざってしまう確率は少ないんじゃないかしら。

 

takedamiki-j.hatenablog.com

 

 

私自身、影響により心体が反応しているらしいと最近しっかりと認識してしましたが

「私は悪くないのに、〇〇さんが」ということじゃなくて

あぁ人は同じなんだな。

相手も自分も分け隔てって無いな。

というような視点も覚えていたいなと思っているだけなのです。

 

クライエントの心が痛めば、私に心があれば反応する。

クライエントの身体が痛めば、私に身体があれば反応する。

 

以前は、この反応の認知が薄かったけれど

最近は厚みが増したのかもしれません(笑)

 

面白いのは、お会いする前にピタッと症状が終わる事です。

 

施術の際も、クライエントの脳内映像を私がそれより先にビジュアルとして感じる事があるので、

ちょっと先の時間を感じる事があるのかもしれないし

ちょっと先の時間を生きている時があるのかもしれないし

先も後もなく、あらゆる時間は同時進行という説を体感しているような気もします。

 

あらゆる時間は同時進行という説は

「それって理屈でしょ?」と思っていた自分が

体感を通して、「ひょっとしてあの説はホントなのかな?これがそういうことなのかな?」とチラッとでも思う日が来るとは想像だにしておりませんでしたが

生きていると認識もかわってくるような体験があるんですね。

 

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沢山の時間軸

 

 


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