手法やスキルなどを否定する反応について、「あぁこういう一面もあるな」と浮かんできました。

 

広く言えば、人のやり方を否定するって言うことになるでしょうか。

 

 

立派な成果を出しているAさんが

自分の手法を1番だと思うのは、そりゃそうだろうと思います。

 

結果が出ていれば一層そう思うでしょう。

 

自分の手法が1番だと思ったり、言ったりするのは自由です。

 

その際に、過去に試した他の手法を否定する時もあります。

アレはダメだった。

アレには意味がない。

アレは実際には使えない。

こんな風にAさんは感じてるわけですね。

 

それを聞くと、

Aさんが立派だと思えば思うほど

正しいことを言っている。と思う人もいるでしょう。

 

実際そうかもしれないし。

(アレは使えないってことです)

 

しかし、

もう少し冷静に、鵜呑み脳を手放して考えてみると

その否定の根拠は正しいのだろうか?と思うことだってある。

 

 

なぜならば

その否定された『アレ』(ソレ)で

結果を出しているケースもやはりあるからです。

 

だから、

ひょっとしたら 、話はもっと単純で、

A氏に「アレ」(ソレ)の適性が低く

ただ単に、今やっている手法が得意なだけかもしれません。

また、時期も関係していることだってあります。

他人に対するエゴの強い時期に「ソレ」をしていたのなら、使い手として力不足だったという可能性も考えられる。

 

 

というのも、

大きな智慧(叡智と呼ぶのでしょうか?)のエッセンスは身の回り、世の中に当たり前に散りばめられています。

 

世の中(世界)のことは、私達の生活圏でそっくりそのまま再現されていると言うのは私の体感です。

 

例えば私は心体カウンセリング・セラピーという名称を使っていますが

私がこれらに関わってきて、そして、自分を見つめてきて得ている感覚を

全然異なったメソッド、スキルに関わっている方も持っている。

 

その方との会話の中で、

その方はヨガ

私は心体カウンセリング・セラピー

また別の方は、歌を通して

ある方は漫画で、はたまた小説で

心地よい状態を個々が感じることを伝播していくといいなぁって思ってるに過ぎないですね。

なんて事がやけにクッキリした瞬間があったからです。

 

 

手法やスキルは色々あって

核心のようなものへのアプローチ方法も色々ある。

違いは、個人の好みと適性があるって事ぐらいの違いでしかないかもね。と言うのは私の考え方ですが

何かを否定することも無いし

それには意味がないと言うことも無いし

コレが「真」「正しさ」で、

それ以外は嘘だとか、偽物だという事の多くは、そう言ってる当人の反応でしか無いのかもね。

 

使い手によっては、凄いことになってる!というスキル、手法だってあると思えます。

 

 

大きな大きな視点を持った時に

今反応している「真」「正しさ」が、また違ったものに見えることってあると思います。

 

 

万物の創生主ということを

私は語ったり、それを定義する事はありませんが、

ここであえて減らず口を発動すると、

嘘だとか、偽物だとか、

アレはダメだった。
アレには意味がない。
アレは実際には使えない

と言われているソレも万物の創生主が創ったんですよね?

 

と言う事は? それってどう言うこと?と

ロジックのほころびがポロポロ出てくるような気配を感じませんか?

 

 

多分

意識の向け方を変えたら

発言も、感覚も変わる。

 

私も随分変わりました。

 

辛口視点や、減らず口も、へそ曲がりも

相変わらず持ち合わせておりますが

それは私自身の検証生活に役立てています。

 

昔と比べると、

人様をジャッジする事が減りました。

ジャッジする代わりに、尊重するようにシフトしている最中では無いかと思っています。(そうなっていると良いなぁとと思っています。いや、願っています、だろうか)

 

 

バイアスって直ぐにかかる。

認知バイアスって目に見えないから、気がつきにくいですが

でも、身体は(と言う事は? それってどう言うこと?)と反応しています。

 

もっと先に進んだら

A氏は全面的に正解で

(と言う事は? それってどう言うこと?)と反応した自分が考え方を変えるってこともあるかもしれない。

 

だから、

鵜呑み脳ではなくて

(と言う事は? それってどう言うこと?)という自分の反応を見守り、その後も検証するって事も大切だなぁと思っています。

 

この様な自分の反応を見守るためにも

「受け入れる」ではなくて

「受け止める」という意識が便利だよ。と表現されていた先生がいらっしゃいましたが、

上手な伝え方をされるなぁと感銘を受けました。

 

受け入れる。は、時として「鵜呑み脳」です。

自分がなぜ鵜呑みをしたのかを検証すると、自分のパターンに気づきやすくなりますね。

 

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