中学2年生の彼と車で出かける際

家の中から弟君が飛び出てきた。

裸足で。

 

「ねぇ これTAXI?」

「お兄ちゃんをどこに連れていくの?」

というご質問。

 

TAXIじゃないよ。

〇〇へ行くんだよ。と答えた。

「あらあら 裸足ね」という感想には「平気だよ!」とのこと。

 

も、ち、ろ、ん

一緒に出掛ける中学生の彼のお父さんもこのスケジュールは確認済みだ。

 

弟君に「留守番できる?」と聞くと

「お父さんもいるから大丈夫」って。

 

車が走り出す前にDADは玄関先まで出てきて弟君と一緒に見送ってくれた。

 

お兄ちゃんをどこに連れていくの?と聞いた弟君が超可愛かったんだけど

お兄ちゃん曰く、「可愛いと言われると怒る」そうだ。

 

あぶねー

うっかり言わなくて良かった。

 

男の子じゃなくて、男なんだね。

 

ちなみに、ナイスガイのお兄ちゃんも

中身は男でした。

 

 

2人とも、DADの教育方針で、男の子じゃなくて、もう男だ。という精神的成長をしているような気がする楽しい逸話を

道中、沢山聞かせてくれて楽しかった。(笑)

 

ホントのホントに、ちょうど読んでいた本に

「男の子の発達はジェンダー(社会的、文化的な性差)と関係します。女の子は整理があり、社会的な強制がある。女の子が女になるのはそう難しくないけど、男の子が男になるのは難しい。男の子は父が鍵になります。優しい、いい人だと、それをモデルにして男になるのはそう難しくない。暴力を振るう父親の場合は難しいです。」という一文が登場して(書籍「死刑でいいです―孤立が生んだ二つの殺人 (新潮文庫)」より抜粋)

フムフムと私が個人的に体験したケースや、身内のケースを思い浮かべた。

 

 

そして、外側は成人男性でも、なんだか男の子のまま。って結構多いような気がした。

 

父親に暴力は振るわれなかったにしても、

コミュニケーションも特になく

愛された感じもしないし

親しかったわけでも無いし

自分に興味が無かったような気がする

自慢の息子から脱落したら途端に興味を持たれなくなったり

母親に酷い態度をとっていた

なんてことを父親に感じていた男性が多いのかもしれないですね。

 

 

母という存在については嫌と言う程関係性が取り上げられるが

父は圧倒的に男性という「性? または 精神性」に影響を及ぼすそうだ。

 

 

 

この一文がやけに腑に落ちた。

 

 

 

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Free-PhotosによるPixabayからの画像

 

 


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