先日、言葉をバイリンガルで覚えかけの2歳の彼に

絵本を読む機会があった。

 

バイリンガルなので、彼の部屋には英語の絵本も、日本語の絵本もあり

私が真っ先に英語の絵本を手に取る訳もなく

先ずは日本語の絵本を1冊手に取った。

 

3冊目くらいから、

1冊読み終えたら、その読み終えた本を彼に渡すと

彼は本棚にそれを持っていき、本棚に戻し、そして代わりの新しい絵本を持ってくるというその時の二人のルールができた。

 

 

そして、かれが何冊目かに持ってきた絵本がこれだ。

ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)

ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)

 

 

数冊読んだ絵本の中では、これが大ヒットだった。

 

もう寝る時間は過ぎていたが、

彼はお昼寝をしたため眠くならないし

私と言う初めて見るエイリアンがいるので興奮もしている。

 

「そろそろ寝る時間だよ」ということで彼が選んだわけじゃないと思うんだけど

絶妙なチョイス。

 

で、

私がアメリカのアニメ声優ばりに、(もちろん日本語で)

「ねないこは誰だ~~~」と芝居っけたっぷりに読むものだから

彼は大盛り上がり。

 

もう、キャッキャ キャッキャとのけぞって笑ってる(笑)

余りに喜んで

エンドレスのもう一回、もう一回という仕草が始まった。

 

小さい山場、中くらいの山場、一番盛り上がるページと続く為

彼は期待に満ちてページをめくる。

 

私は私で、その山場を小→大へと忠実に何度でもやる。(笑)

 

その内、2歳の子が私の口調を真似て、セリフを言いだした。

 

 

あぁ、言葉ってこうやって覚えていくんだな。っていう1つの形を見せてくれた。

 

彼のキャッキャ キャッキャという声が高い周波数を含み

彼が大喜びする度に、部屋の中にキーーンとハウリングが起きた時は笑った。

 

あれだけ楽しんでもらえたら、絵本を読んで良かったと思えました。

 

 

実はこの後、発音が悪い私が英語の絵本にもチャレンジして

即興メロディーに乗せて読んでいたら、

彼は真剣に絵本を見つつ、私の顔をみつつ、眠りそうになりました。

 

まさかまさか私は英語を彼に教えようとは思っていないけれど

(数年後には彼はペラペラだし)

「音」に反応しているんだな~なんて後から思った。

 

 

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彼も数年後にはこんなに大きくなるね。


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