神秘的なら「善きもの」?
まえがき
ヒトにはいろんな価値観があって、そのいろんな価値観がご本人を支えている。
例えば、憑依体質な方が何かしらのメッセージ(天啓やヒラメキetc)を感じた時に
- 神秘=善きもの
- 神秘=善きメッセージ
- 神秘=正しい道しるべ
と信じたり、思い込むのもわかる。
何度も登場したとあるケースをまた持ち出して申し訳ないけど、とある人物がたった今聞いた他人の話を「(私は)ヒラメイタ!」と言った現場にいたこともあるし、この例に限ったことじゃなく意識的にも無意識的にも両方あるが、他者の何かをそっくりそのまま真似をしていても、当人が「自分のヒラメキ」と感じることもある。
認知とか脳も、発想ということも境界線があやふやです。
すぐに天啓だから「善きもの」と信じ込まないケース
他に例をあげるのならば、
瞑想中とか、何気ない時でも、「光」が見えたとしましょうか。「光=善きもの」というルールって別に法則級のルールじゃないよね? なんて思っちゃうんですよね。
すぐさま、メッセージらしく感じたものを「善きもの」とするその純粋さが私にはないのかもしれない。が、私の場合の脳内処理としては「光らしきものを感じた=答えはない。」「光らしきものを感じた=そう感じたという体験があった」ということです。
そういう意味では「一呼吸置く」みたいなことでしょうか?
時として、現象と感情が癒着していないというような傾向があるのかもしれませんが、どうでしょう。
これは私が、映画とか小説とかでこれでもかと情報を得た「悪いもの(映画の中などはこれが悪魔なんですけどね)は善きもののフリをする」というお決まりのパターンを用いているんですが、これらを通して何かしらを「学習」したような気がする。「結論を急ぐな」という学習だろうか?
という私と似たような「神秘体験の結論を急がず、疑ってみた」というケースに遭遇したのでご紹介したい。聖テレジアさんでした。
あ!私はこの動画内と同じ体験をしたわけではなくて、「神秘体験の結論を急がず、疑ってみた」というこの動画の序盤のほんの一部分だけを指しています。
悪魔ですか?神様ですか?と問う大切さ
なにかと勉強になるこちらの動画をシェアします。
価値観があなたの「眼」と「認知」
良いとか悪いとかいう話ではなくて、あなたはあなた、私は私の価値観で環境、周囲、情報を見ている。聞いている。
文頭の話に戻ると、「神秘」みたいに感じることをすぐさま善きものと思うケースもあるだろうし、(いや、ちょっと待てよ。これは何かな?)と思うケースもあるだろうし。
お姫様とか、王子様とか、ちやほやと面倒を見てもらう立場を「愛されている証拠・量・質」とするとか、そういう価値観を広めたディズニーのプリンセス思考を「良くない」とする方もいる。フェミニズムというものの定義を恥ずかしながら理解していませんが、女性が庇護されることに「価値」や「愛」という条件というか、決めつけみたいなものを生んだことが罪深いと感じる価値観も世の中にはある。
下のイラストを差し込むと、それが「悪い」と書いていると捉えられそうですが、良いとか悪いとかじゃなくて、もうこの世の中の他のいろんなこともこの挿絵みたいな現象で成り立っている。
しかし、子供の頃のその価値観を三つ子の魂百まで的に人生の価値観として一生を生きていく方もいるだろうし、価値観の変化が起こる方もいるかもしれない。
価値観があなたの眼のフィルターを形成し、認知となる
「高次」という言葉で表現されるナニカが尊重されたり、価値があると表現されているようですが、高いとか低いとかで価値を決めている時点で、すでに「高次」とは違うと思うんですよ。
相変わらず、生意気なこと言いますが。
ですが、私が書くのは観念論なのでわかりづらいですよね、きっと。
と思っておりましたら、医師の方が「高次のエネルギー」というそれ自体を高波動とした場合、高波動というのは破壊力がある。だから、スピリチュアル系の方の言う「高次元」というのはその思想を科学的?に置き換えると、破壊がおこるエリアではないか?というようなことをおっしゃっていました。(危険と表現していたのかどうかは記憶がアヤフヤです。)
たしかに、高周波数でガラスが割れるみたいな実験あったな~って思いました。
これも思想のトリックというか、高い=良い みたいな固定観念で、高ければ高いほど優れているというような「高」という漢字だけで出来上がる価値観・認知なんですかね?
でも、この価値観により「魔境」に吸い込まれていく方が多いように見受けられるので、疑問にも思わない単純な思い込みって結構実生活に影響力あると思う。ポジティブな面もあるし、ネガティブにも作用するようにも思うけれど、人生は経験だ!と捉えるとポジティブもネガティブもない。
予告と全く違う内容ですんません
ちょっと! 運が良くなるって話を書くって前回予告したよね?
あれはどうなったんじゃい?
と私も思っていますが、こっちが先に仕上がったんで先にアップします。
運が良くなるについては、ちゃんと下書きがありますんで仕上げてアップしますね。
最後にこれも神秘に加えてみた
そうそう! 補足しますと
- ビビッときた! とか
- 感じたことがない感覚があった とか
そういった感覚で愛の炎的なものが湧いたり、強烈な吸引力でくっ付いたりするケースってありますでしょ? スピード婚とか。
始まりや出会いがそんな感じで、そして永遠にHappyな方も居るとは思う。しかし、そうじゃない方もいる。
運命の人論信仰の方にご存じの方も居るかと思うが、「ニセ運命の人」みたいな位置づけの存在があるという思想もあるんですよ。
「運命の人!」と盛り上がった後、数か月なのか数年後なのかわかりませんが、えらい苦労したり、修羅場があったりして、「違った! この人はニセ運命の人だった!」と認知・解釈が変わる方も少なくないらしい。(伝聞)
神秘体験もいろいろだなぁ~というお話でした。