本日 選挙投票日

これはいい機会だった

心理戦、情報戦

タイトルにあるようにハニートラップを含めた心理戦、情報戦、取り込み戦について書いてみます。

歴史とか、政治とか、地理とか、昔から苦手なんです。社会科という科目にかかわることが本当に苦手。しかし、にわか仕込みでも、急ごしらえでも過去最高に選挙に関心を持って勉強してみました。

理由は、「後戻りできない、リカバリーが効かないほどの獅子身中の虫」に大危機感を持ったからです。もともと「政治に期待できませんから」「関心を持ったところで変わりませんから」という冷めた私でしたが、そのような自分の行いのツケが回ってきまして、日本が良くなるためのデッドラインはもうとっくに超えてる!もう立て直せない!という体感が過去最高に具体的でした。

 

獅子身中の虫のその程度を甘く見積もっていた。というのが近いです。

で、私はここで、多くの存在が獅子身中の虫になったその理由や心理を考えました。いかに「欲」に取り込まれたのか? 取り込まれるのか?ってことです。

政治の世界だからって特別じゃないです。世の中は相似形なので、身近の事例・現象を理解していたら8割がたあっていると思う。

ハニートラップ

日本語にすると「色仕掛け」ですかね。

実際にハニートラップにあった外国の方曰く、もうどこに行っても待ち受けているそうです。美女が。または美男が。造形の美しさもあるでしょうが、罠が仕掛けられるということは色気も相当なんでしょうね。そして、どこにいってもいるから抵抗するのをあきらめるとも言ってました。

「もうしょうがないんだ」ということでしたよ。

 

相当な、相当な信念でもないと、そうかもしれないですね。

Sayaka PhotosによるPixabayからの画像

IQが高いとか、勉強ができるとか、地位があるとか、家柄がいいとか、上級国民だとか、名誉職とか、丸裸の人間ってこういうこと無関係なんですよね。

精神性にかかってくるんだと思う。脳のチカラともいえるかもしれない。

 

またはこれらが自分に「多大な損失」をあたえるかもしれない。という危機感が上回ると回避できるときもあります。危機管理能力というものです。ハニートラップを強力に回避することが最大の保身だという価値観です。

 

これはハニーという色仕掛けでなくても、依存症の方に結果振り回されてしまうようになるのも似てるんですよね。自分は大丈夫という妙な?当たり前の?プライドみたいなものがその原因でしょうかね。サイコパスにやられちゃうケースも似てるんだろうな。

相手を甘く見積もるという点では同じです。または自分を過信するというか。学習しないと何度でも同じ目にあいます。

 

ましてや政治的なハニートラップは組織ぐるみなので目の前の相手のその奥が実際の対戦相手なので。

 

マスメディア

アナウンサーさんの容姿が良いとか、タレントさんたちの容姿が良いとか、情報操作するときにはその容姿も大きく影響しますでしょ?

学歴とか、肩書とかも同じ。

私たちの五感、判断能力に影響するので、その仕組みはハニートラップと同様です。

ElisaによるPixabayからの画像

勝手に信用しちゃうんですよ。信用する根拠などないのに、地位があるとか、家柄がいいとか、上級国民だとか、名誉職とか、学歴、肩書にその根拠があると無意識に脳内変換するんですよね。自分で判断する習慣が少なく、教えてもらうことが正義だという習慣がついているため、情報に頼り、情報を妄信しちゃう。

良い子思想の場合はこれらが顕著だと感じます。

 

ですから、「今どきハニートラップに引っかかるもんかね?」と思うかもしれないし、私もそう思ったのですが、私もあなたも似たようなトラップに引っかかっているわけですね。

自分は大丈夫って思っていると足元をすくわれる。

 

チヤホヤされるようなことがあると気が緩みますでしょ? でも気が緩まない人生なんて味気ないと言われたらそんな気もするし。なんとも言えないところです。

 

私は社長夫人になるんだ

私が見聞きした実例を書きますが、過去、プチ修羅場があった時の登場人物の話です。

大変問題のあった会社社長がいまして、性別は男性でした。その方の名刺は会社社長でも実態や行動・言動にいろいろ疑問がわくのですが、その当時は社員もいて、給料も支払われていたので会社という形は存在していました。

で詳しいことは端折り、今回のブログのお題にそった話のみ書き進めますと、

「私は社長夫人になるんだ」ということである程度の人数の女性が寄ってきて、社長夫人という目的のために皆さんがハニートラップを仕掛けたわけです。

社長は嬉しかったでしょうし、(社長って肩書はやめられないな。)と思ったことでしょう。

 

(肩書が社長なら誰でもいいの?)という驚きが私の頭に浮かぶわけですが、その女性陣にとっては「社長夫人なら何でもいい」というのはマジだったということが後からわかりました。

 

「欲」というのはポジティブな働きをすることもありますし、私利私欲のために手段を選ばんということにもなったりします。

今回ご紹介したケースでは「全員堕ちていきました。」と言って良さそうな状態になりました。なぜなら社長には虚言癖があり、契約というものの実行能力に問題があったからです。

 

厳しい表現をすると、架空の社長夫人という立場のために肉体を無料で捧げた。ということになり、捕らぬ狸の皮算用となりました。

その当時の「社長という肩書を持っていた方」の方が一枚上手だったと言えますでしょうか。

OpenClipart-VectorsによるPixabayからの画像

社長夫人、大臣、政治家、名誉 目標に設定したリターンは様々

簡単に書き換えると「欲」って「期待するリターン」ですよね。

世界の平和でも、悟りを開くでも、年収一億円でも、社長、社長夫人、有名人、その業界のカリスマ、ライバルに勝つ、尊敬されたい、一目置かれたい、好かれたい、愛されたい、幸せになりたい、健康になりたいetc たくさんありますね。

 

だからハニートラップだけが特別じゃないってことですね。

男性には非常に効果があるようですが、多分女性も要職に就く率が上がればどんどん増えていくでしょうし、今でも女性側がハニートラップにかかって貢いだりしている件数も多いだろうし、「推し活」もその要素って含んでいるよね。

 

だからと言って、「推し活」が生きがいの方からそれを取り上げたとして、味気ない人生になってもねぇ。

だから「欲」っていろんな側面があるんですよ。

リターンは無かったが、そもそも忘れてたりして

先述した、

”架空の社長夫人という立場のために肉体を無料で捧げた。ということになり、捕らぬ狸の皮算用となりました。”

についても、もう何年も前の出来事なので、今はもうご本人が気にしていない、覚えてもいない、記憶から抹消しているかもしれません。

当時も、そのハニートラップ軍と話をする機会もほとんどなかったし、私にそういった本音を語ることも無かったので、あとから聞いて(マジで? そこまでやる価値ある?)と驚いた次第なので、個人的なお付き合いが無いんですよ。

あのプチ修羅場の構成メンバーの現在を一切知りません。

Thomas WolterによるPixabayからの画像

 

「欲」と「記憶」の関係

今勝手に思いついた仮説ですが、「私の体感として」ですからMyデータ、自社データによるという意味になりますけれど

「欲」の刺激に弱い方は、記憶も書き換わりやすい(または 出来事を忘れやすい、記憶を保持しにくい)傾向にあるような気がします。その理由として、戦うか逃げるか反応「闘争、逃走反応」が起きやすいのかな? 思考で判断ではなくて、闘争、逃走反射が起きやすい不安・緊張が大きい状態だったり、思考ではなくて本能的な「欲」の面がもともとチカラが強いから凌駕してしまいがちだったりするのかもしれないですね。

それって生物である以上 そうですものね。

John HainによるPixabayからの画像

 

”IQが高いとか、勉強ができるとか、地位があるとか、家柄がいいとか、上級国民だとか、名誉職とか、丸裸の人間ってこういうこと無関係なんですよね。”

とも先述しましたが、「欲」の刺激に弱い方は、記憶も書き換わりやすい(または 出来事を忘れやすい、記憶を保持しにくい)傾向とこれらも無関係のようです。

それこそが人間性という面でしょうか?

 

思考力って胆力(だけじゃないけどね)と関連していると思うんですが、闘争、逃走反射が起きやすい不安・緊張が大きい状態かと思ったら東洋医学の肝経のバランス調整を試してもいいかもです。

 

VIJAYBBN MACWANによるPixabayからの画像